ボンボンショコラ

ボンボン・ド・ショコラ

チョコレートの定番的な存在のボンボンショコラ。多くのブランドから販売されています。

 

 

ボンボンシショコラとは、ひと口サイズのチョコレートの総称です。
「ボンボン」はフランス語の幼児言葉「bon(美味しい)」を重ねた言葉で、ひと口サイズの砂糖菓子を意味します。


フランスでは「ボンボン・オ・ショコラ」、「ボンボン・ド・ショコラ」、ドイツ語圏では「プラリネ」、英語では「チョコレート・ボンボン」と、各国それぞれの呼び名があります。


ボンボンショコラはベルギーで生まれです。
1912年、老舗のチョコレートブランド「ノイハウス」から誕生しました。


ボンボンショコラの魅力の一つは種類の多さで、それぞれに味や形に個性があります。
ショコラティエ(チョコレート職人)の完成が問われるチョコレートです。


代表的なボンボンシショコラには、トリュフがあげられます。
ウィスキーボンボンもボンボンショコラの種類の一つです。


ボンボンショコラは、一般的に中身(センター)をシェル(殻)やチョコレートで覆った構造です。
チョコレートで覆うことで保存性が高まります。
センターとして使われるのは、ガナッシュ、プラリネ、マジパンなどがあります。

 

 

<代表的なボンボンショコラの中>

ガナッシュ(ganache)
ガナッシュは、ボンボン・ショコラの代表的な中身です。
刻んだチョコレートに沸騰させた生クリームを混ぜ合わせ、なめらかなクリーム状に仕上げられます。
バターや洋酒、フルーツピューレ等を加えることもあります。

 

ジャンドゥヤ(gianduja)
ローストしたヘーゼルナッツなどに砂糖を加えてすり潰し、さらにチョコレートを加えてローラーにかけたものです。

 

マジパン(marzipan)
ローストしていないアーモンドと砂糖を混ぜ合わせ、ペースト状にしたものです。
ねっとりした食べ応えのある食感が特徴です。

 

プラリネ(praline)
砂糖を煮詰めてカラメルを作った中にアーモンドやヘーゼルナッツを加え、それを砕いてペースト状にしたものです。
さらにそれをチョコレートと混ぜ合わせて作られます。
ドイツ語ではひと口チョコを「プラリネ」といいます。

 

ヌガー(nougat)
ヌガーは砂糖菓子の一種です。
砂糖、水、ハチミツなどを低温で煮詰め、乾燥果物や砂糖漬け果物、ナッツ類を加えて作られます。
空気を含まない茶色いヌガーと、卵白やゼラチンを加えて空気を含ませた白いヌガーがあります。

 

キャラメル
砂糖、水あめ、生クリームなどを煮詰めたものです。
ボンボンショコラの中身には、主として柔らかめのものが使われます。
塩キャラメルやフルーツキャラメルなど、様々な風味のキャラメルもあります。

 

フォンダン(fondant)
砂糖と水を煮詰め、冷やしてから練り合わせて白いペースト状にしたものです。
水あめを加えることもあります。
「フォンダン(fondant)」はフランス語で「溶ける」という意味です。

 

 

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